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市民講座「さーもん・かふぇ2014」盛岡市で10月12、13日

投稿日時 2014-9-30 9:45:10
執筆者 edit01
市民講座「さーもん・かふぇ2014」
岩手県盛岡市で10月12、13日


 三陸サケの復興と増殖体制確立を目的とする市民公開講座「さーもん・かふぇ2014」が10月12日(日)、13日(月・体育の日)の2日間、岩手県盛岡市のエスポワールいわてで開催される。日本学術学会実行委の主催、東京大学大気海洋研究所、岩手県水産技術センターの共催。東北マリンサイエンス拠点形成事業の一環で2年前から開催されている。

 1日目の12日午後1時30分からは「トピック・セッション」として専門家による講演多数が行われる。サケに関連する現状課題と取り組みが紹介される予定で一般講座ながら充実の内容。2日目は午前9時からは北大・帰山雅秀教授と岩手県水産技術センター・小川元上席専門研究員の第一人者2人をコーディネイターに「何でもハナスベー・さーもん問答集かい?―あなたが主役」と題するパネルディスカッションで広く意見交換する。

 1日目の講演は次の通り。
 ▽子供達に何を残すか。サケの今と未来〜荒木仁志(北海道大学農学研究院教授)
 ▽三陸の海を空から見ると-東北沿岸WebGIS〜齊藤誠一(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院水産科学研究院教授)
 ▽大槌湾を拠点とするプロジェグランメーユとサケ研究〜兵藤晋(東京大学大気海洋研究所准教授)
 ▽秋サケ加工業の変化・分業化によるフィレ化への集中〜清水幾太郎(北海道区水産研究所研究開発専門員)
 ▽サケ稚魚の原虫病研究の最前線〜水野伸也(道さけます・内水試主査)浦和茂彦(北海道区水産研究所さけます資源部次長)
 ▽遺伝子からみた三陸岩手のサケ〜塚越英晴(岩手大学三陸水産研究センター特別研究員)
 ▽岩手県の増殖事業と資源動態について〜小川元(岩手県水産技術センター上席専門研究員)
 ▽最近の北海道のサケの資源動向〜宮腰靖之(道さけます内水試研究主幹)▽宮城サケの個体群動態〜高橋清孝(JAFIC石巻所長)




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