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道漁連と秋鮭普及協 3月に中国・大連で取引懇、展示・即売会

投稿日時 2012-2-3 10:48:39
執筆者 edit01
3月に中国・大連で取引懇談会、展示・即売会

道漁連と秋鮭普及協議会 風評払しょく、安全性PR


 道漁連と道秋鮭流通対策協議会は来月、中国での道産水産物の主力・秋サケの安全性PR、風評被害払しょくなどを目的とした取引懇談会と展示・即売会を遼寧省大連で開催する。

 昨年3月の東日本大震災に伴う原発事故の影響で各国の日本製品に対する輸入規制が依然続いており、中国国内の一般消費者も日本以上に敏感な反応をみせているのが現状。イベントの開催によってこうした状況を打開するのがねらいで、道漁連と取り引きがある同地区最大の水産商社・瑞馳水産が協力する。
 
 日程は3月9〜11日までの3日間で、初日となる9日(金)は市内のホテルで懇談会を開催。省や市の中国側行政関係者や水産流通関係者、マスコミなど約120人を招待し、記者会見、北海道と道産水産物の紹介、安全性の説明、料理紹介のほか、夕食会では秋サケやイクラを使った実際の料理が振舞われ、美味しさと安全性をアピール。翌10〜11日の土日にかけては市内の瑞馳水産の専門店で道産水産物の展示・即売会を実施する。


イベント通じて中国内の道産水産物消費拡大も視野


 道側からは道漁連、道秋鮭普及協議会の櫻庭武弘会長、道定置漁業協会の阿部滋会長のほか、道漁連、水産庁、道など関係者約30人が参加する予定。秋サケに関しては欧米向け製品の一大加工基地となっている中国だが、潜在的な需要の大きさから中国国内での流通拡大も求められる機運にある。道漁連と流通協では、本イベントを通して道産品の安全性を訴えるとともに消費拡大にもつなげたい意向だ。




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