| ログイン | 
コンテンツ
媒体紹介とコンタクト
週刊サケ・マス通信のサイトにようこそ

札幌市に本拠を置き取材活動を行う「週刊サケ・マス通信」のオフィシャルサイトです。北海道を中心に最新の秋サケ水揚げ状況から、加工流通に至るまでを網羅したサケ・マスの総合情報メディアです。
また北海道の水産関連事業の最新ニュースなども提供し、水産業界から一般消費者に向けたPR、さらに北海道の浜からの「海の幸の話題」などもお届けしていきます。
カテゴリ一覧
ブログ カレンダー
« « 2024 4月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 1 2 3 4
週刊サケ・マス通信のブログです
週刊サケ・マス通信で取り上げた記事のアーカイブ、web独自コンテンツを掲載しています。


情報提供もお待ちしています
当ブログ記事はgoogleニュースに配信されています。水産業に関連する情報をより広く伝えるweb媒体としてご活用下さい。
イベント告知、新商品紹介などは、ぜひご一報を。

人気ブログランキングへ


バッセル化学の船底塗料

おなじみの「新海物語」3タイプ!
詳細はバッセル化学のページ

サケ・マス通信ブログ - edit01さんのエントリ

ヘッダーナビゲーション

現在のカテゴリー位置

水産レポート > 研究 昨年のサケ単純回帰率 近年最低の2.3%に 2012/05/18 10:56 am

 昨年のサケ単純回帰率 近年最低の2.3%に

 水産総合研究センター北海道区水産研究所まとめ
 
 水産総合研究センター北海道区水産研究所はこのほど、サケの昨年度各道県別単純回帰率を公表した。総来遊数を回帰が最も多くなる4年前の放流数(4年魚)で割ったもので、資源評価に使われる年級別回帰率とは別の簡便法として一般に用いられているもの。

 これによると、昨年度の単純回帰率は全国計で2.3%となり、前年に比べて0.3%落ち込み、近年では平成12年以来の低い値にとどまった。高い来遊水準となっていた平成16年の4.2%に比べると実に2%近い下落となる。

 本州は昭和52年以来の1%割れ

 道県別にみても総じて近年では最も低い水準に落ち込んでおり、北海道で3.6%と前年比0.2%のダウン。東北では青森県が前年と同じ0.8%を記録したものの、岩手県が1.6%から0.6%へと急落。宮城県も3.0%から2.2%へと同様に落ち込み、本州合計では1.2%から0.7%へと昭和52年以来の1%割れとなった。

このエントリーの情報

水産レポート > 研究 食品加工研究センターが25日に札幌で成果発表会 2012/04/20 9:31 am

食品加工研究センターが25日に札幌で成果発表会


 本年で開設20周年を迎える道立総合研究機構食品加工研究センター(江別市)が主催する「平成24年研究成果発表会」が4月25日1時30分から、札幌市中央区のホテル札幌ガーデンパレスで開催される。参加は無料。

 水産関連の発表としては、機能性食品、化粧品素材として注目されるセラミド成分を未利用水産物から抽出する技術に関する「水産物由来糖脂質の抽出・濃縮とその特性を活かした食品素材開発」やホタテ卵巣発酵分解物に含まれる脂質成分などを評価した「道産食素材の脂質代謝改善機能評価の試み」などが発表される。このほか、ポスター展示や食品加工技術に関する相談コーナーも設けられる。

 同センターはこれまで、近年ブームの予感を感じさせる「サケ節」や、すっかり浸透した感もある「魚醤油」などの開発支援を担当、大きな実績を残している。

 同センターHP
 http://www.food.hro.or.jp/

このエントリーの情報

水産レポート > 漁労関連 全国漁業就業者 前年比6000人減の18万人に 2012/04/06 11:17 am

東北3県除き全国で18万人 前年比3.4%、6000人減

23年全国漁業就業者調査

 農水省はこのほど、平成23年11月現在の漁業就業動向調査の概要を発表した。震災の影響で調査が困難な岩手、宮城、福島の3県を除いた全国の漁業就業者数は17万7870人で、前年(3県を除く)に比べて6350人、3.4%減少した。


 3県を含めた前年の調査結果は20万3000人と何とか大台を堅持した形となったが、3県を除いて6000人以上が減ったことで実質的な就業者数は20万人を大きく割り込んだと想定され、漁業人口の減少傾向に歯止めがかからない深刻な実態を浮き彫りとした。
 

 減少は漁業従事者の高齢化に伴う廃業、規模縮小が要因。男女別でみると、全体の85%を占める男性が15万2660人、女性が2万5210人の割合となり、それぞれ前年に比べて5210人(3.3%)、1140人(4.3%)減少した。年齢別でみると、60歳以上が50.6%と全体のほぼ半数を占めており、前年に比べて1ポイント増加。40〜50歳代は約33.3%で、25〜39歳までの後継者世代はわずか13%にとどまっている。自営就業者は11万1960人で全体の63%を占めた。対して雇われ漁業者は6万5910人で37%。
 

 全国を9つの地域に大別してみると、九州西部の東シナ海区が4万6740人で全体の26.3%を占め最多。若干増加した北海道太平洋北区(羅臼町〜福島町の太平洋側)を除いて全地海区で減少となっている。

このエントリーの情報

水産レポート > 研究 大型クラゲの「発生源」を中国沿岸部で特定 2012/03/02 11:40 am

大型クラゲの「発生源」を中国沿岸部で特定

独立行政法人水産総合研究センターのクラゲ対策事業



 独立行政法人水産総合研究センターはこのほど、近年日本沿岸に大量来遊して定置網など漁業に深刻な被害を出している大型クラゲの「幼体」を中国近海で発見したと発表した。生まれて10〜15日程度の生後間もない2ミリほどのサイズの個体を5個確認、これほど小さい幼体の発見は初めてで、これで「発生源」が特定。大型クラゲ出現予測技術の高度化に向けた調査研究の大きな一歩になると期待されている。


 本事業は水産庁補助事業「大型クラゲ国際共同調査事業」の一環として行われたもので、中国漁業局、中国水産科学研究院の協力を得て昨春、東シナ海から黄海にかけての中国沿岸広域で大型クラゲの分布調査を委託実施した。


 この結果、長江河口の外側の水域と江蘇省の沖合において、傘の直径が約2ミリの大型クラゲ幼体を5個体発見。これまでの調査では傘の直径が1センチ程度の幼体が中国・遼東湾奥や韓国西岸の群山沖で見つかった事例はあるが、これほど小さい幼体が見つかったのは初めて。形態の発達状態からいずれもポリプ(発育初期の段階)から遊離した後10〜15日を経過したものと推定された。


出現予測技術の高度化に弾み


 生息場所が大型クラゲの発生源とも考えられるため、これまで「中国沿岸域」と推定されていた発生場所がはっきりと特定されたことになる。これは移動経路を海洋モデルによって推定するための貴重な基礎資料となるもので、仮に異常発生が懸念される場合に「どこにいつ頃までに到達するのか」といった事前対応などに役立てるための出現予測技術の高度化に応用できるものとして期待される。
 (週刊サケ・マス通信2012年3月2日号に掲載)

このエントリーの情報

水産レポート > イベント 道漁連と秋鮭普及協 3月に中国・大連で取引懇、展示・即売会 2012/02/03 10:48 am

3月に中国・大連で取引懇談会、展示・即売会

道漁連と秋鮭普及協議会 風評払しょく、安全性PR


 道漁連と道秋鮭流通対策協議会は来月、中国での道産水産物の主力・秋サケの安全性PR、風評被害払しょくなどを目的とした取引懇談会と展示・即売会を遼寧省大連で開催する。

 昨年3月の東日本大震災に伴う原発事故の影響で各国の日本製品に対する輸入規制が依然続いており、中国国内の一般消費者も日本以上に敏感な反応をみせているのが現状。イベントの開催によってこうした状況を打開するのがねらいで、道漁連と取り引きがある同地区最大の水産商社・瑞馳水産が協力する。
 
 日程は3月9〜11日までの3日間で、初日となる9日(金)は市内のホテルで懇談会を開催。省や市の中国側行政関係者や水産流通関係者、マスコミなど約120人を招待し、記者会見、北海道と道産水産物の紹介、安全性の説明、料理紹介のほか、夕食会では秋サケやイクラを使った実際の料理が振舞われ、美味しさと安全性をアピール。翌10〜11日の土日にかけては市内の瑞馳水産の専門店で道産水産物の展示・即売会を実施する。


イベント通じて中国内の道産水産物消費拡大も視野


 道側からは道漁連、道秋鮭普及協議会の櫻庭武弘会長、道定置漁業協会の阿部滋会長のほか、道漁連、水産庁、道など関係者約30人が参加する予定。秋サケに関しては欧米向け製品の一大加工基地となっている中国だが、潜在的な需要の大きさから中国国内での流通拡大も求められる機運にある。道漁連と流通協では、本イベントを通して道産品の安全性を訴えるとともに消費拡大にもつなげたい意向だ。

このエントリーの情報

水産レポート > 商品紹介 函館・カワシマの高級フレーク「銀聖焼きほぐし」が好評 2012/01/27 10:41 am

日高銀聖使用の高級フレーク・焼きほぐしが好評


スモークサーモンの老舗・函館市のカワシマが製造販売






















 スモークサーモンの老舗・函館市のカワシマが製造販売する「本山漬・銀聖鮭焼きほぐし」が各方面で好評を博している。ブランド秋サケの元祖「日高銀聖」を使ったサケフレークで、昨年は震災の影響もあって保存が効くフレーク製品が売れ筋となり注目されたが、本品は一般的なサケフレークの一段も二段も上を行く本格志向の逸品。ギフト向けなどを主体に静かなブームを呼んでいる。


 赤と黒をイメージカラーに上蓋には「銀聖」のロゴをプリント。80グラム入れのビン容器も通常フレークに使われるものよりやや背の高いものが使用されており、高級感が演出されている。日高沖で水揚げされた厳選された秋サケ・銀聖と食塩だけで手を掛けてつくられており、味わい深さでは他のフレーク製品とは確実に一線を画す。


 主に頒布会を通したカタログ販売や他のサケ製品との詰め合わせセットなどギフト向けでの販売が主流。このため単品で小売りされる機会が少ないこと、さらには生産量自体が少ないこともあって入手がやや難しい稀少な品だ。


 同社では現在、スモークサーモンやイクラなど、このフレークを含めて銀聖を原料に使った5つのアイテムを製造。「専門のスモーク製品を銀聖でつくってみないか」とスーパー筋から打診を受けたことをきっかけに2005年から販売を開始した。同社の河島善一(よしかず)社長は「脂分が少なく、色目もベニに劣る秋サケは当初スモークには向かないのではと考えていたが、紹介を受けて食べてみたら美味しくてまさに目から鱗、灯台下暗しとはこのことだと感じた」と製造を決断。この流れで本フレーク製品も製品化された。秋サケは東北以北各地で広く水揚げされているが、この時の感動から原料は現在でも銀聖だけに絞って使っている。


単価上昇厳しく量産難しいが、品質は折り紙付き


 えりも町のマルデン(伝法貴司社長)から原料提供を受けており、年間約40トンを買い付けている。河島社長は「近年は水揚げ不振の影響から単価が大幅に上昇している。製品単価になかなか反映させられにくく厳しい面も」と苦笑い。それでも「銀聖には厳しい規格があり、このため量産できないなど難しい部分もあるが、半面品質は折り紙付きだ」と太鼓判を押す。今後もこだわりの逸品づくりに励む意向だ。


【問い合わせ先】株式会社カワシマ 函館市広野町3−2 電話:0138-31-6621

このエントリーの情報

水産レポート > 小売・消費 道産秋サケがMSC認証本審査入り 2011/12/16 11:16 am

道産秋サケがMSC認証本審査入り 

付加価値アップ、国際競争力の強化へ

 
 野生魚の保護や資源管理などの諸条件が整備されたことから、北見管内先行で認証が目指されてきた道産秋サケのMSC(海洋管理協議会・水産エコラベル)認証取得に向けた第3者機関による本審査が開始された。15日道漁連に連絡が入ったもの。すでに予備審査は終えており、平成25年1月までの認証取得を目指す。

 認証されればMSC認定の「海のエコラベル」を添付した秋サケ製品の流通が可能となり、付加価値向上や国際競争力の強化にもつながる。認証取得に向けた動きは世界的なもので、世界最大の大手スーパー・ウォルマートなどを中心に認証製品を積極的に扱う傾向があり、取引先などからも早期取得が求められる気運にある。

 道漁連ではホタテについても同様のMSC認証を目指しているほか、認証取得後には認証漁業による漁獲物の流通加工管理となる「COC認証」に向けても取り組んでいく予定。

このエントリーの情報

水産レポート > 小売・消費 アスタキサンチン販促用ポップをHPで無償提供 2011/12/09 11:32 am

 販促用ポップをHPで無償提供

 アスタキサンチン工業会が




















 


 新たな機能性健康成分として注目され、サケやイクラに多く含まれることで知られる赤色素「アスタキサンチン」の製造技術向上や啓もう・普及活動を行っているアスタキサンチン工業会はこのほど、同会ホームページで誰でも手軽に無償でダウンロードが可能なサケ販促用ポップ=写真=の配布を開始した。美容成分として主婦層らに訴えかける内容で、店頭に設置してもらうことでサケやイクラの購買意欲を高めるとともに一般への周知を一層図りたい意向だ。
 
 同会はアスタキサンチンを主な原料とする健康食品や化粧品類の製造販売を行う7社を会員とする事業者団体で、アスタキサンチンの知名度向上と普及に関する取り組みを進めている。今回用意したのは3種類で、簡単にダウンロードできる仕様。スーパーや鮮魚店の売り場に設置して効能をアピールすると当時にサケの売り上げ増加に貢献するねらい。
 
 「アスタキサンチン」は、サケをはじめエビやカニなどの魚介類に多く含まれる色素。微細藻類や植物によって生産されたものが食物連鎖によってオキアミ類に蓄積、それを餌とするサケやカニなどに取りこまれる。極めて強い抗酸化作用を持つほか、活性酸素の除去や発ガン抑制作用など、様々な病気の原因となる活性酸素から体を守る働きに優れていることが解明されており、健康食品や老化防止化粧品などの素材としても市場で大きく注目される存在となっている。

同会のホームページ・アドレスは次の通り。http://www.asta-ma.jp/index.html

このエントリーの情報

水産レポート > 漁模様 全道秋サケ524億円 2年ぶりに大台を突破 2011/11/18 11:00 am

全道秋サケ524億円 2年ぶりに大台を突破

1尾単価は近年最高の1586円

 11月10日現在で道連合海区漁業調整委員会が集計した全道秋サケ漁獲速報によると、漁獲尾数は前年を6%下回る3305万尾と近年では平成12年に次ぐ低水準にとどまっている一方、漁獲金額は25%アップの524億円となり、2年ぶりに500億円の大台に乗せた。

 500億円突破は近年では平成18〜21年に続いて5回目。1尾平均単価は1586円で、本年同様に漁獲不振と高値が顕著だった平成20年を上回り近年最高値とするなど、水揚げと魚価が両極端な状況だ。

 地区別にみると、魚価上昇から各海区ともに水揚げ減の一方で金額を伸ばしているが、大不振のえりも以東のみ金額でもカバー仕切れていない。

(週刊サケ・マス通信 2011.11/18配信号に掲載)

このエントリーの情報

水産レポート > イベント 道漁連と札幌中央市場が共同で道産魚販促 2011/11/11 10:39 am

道漁連と札幌中央市場の共同魚食販促スタート

市内79店で景品キャンペーン

 道漁連と札幌市中央卸売市場が共同で実施する魚食普及イベント「北海道海の恵みお買い物キャンペーン」が11月10日からスタートした。ほたて振興協会、道秋鮭普及協議会、道昆布普及協議会の協賛。

 二条市場など対象となる札幌市内および近郊の79店の鮮魚店で道産魚を1000円以上購入したお客さんにスピードくじを引いてもらい、抽選で豪華景品が当たるもの。
 
 「当たり」が出たらその場で道産ホタテ玉冷500グラムをプレゼントする。各店5本で合計400人に当たるもので、旬の秋サケをはじめ道産魚の普及拡大が期待されている。期間は今月末までの3週間となっている。

(週刊サケ・マス通信11月11日号に掲載)

このエントリーの情報

水産レポート > 小売・消費 小売筋の生筋子販売 100グラム498円が定番売価に 2011/11/01 9:09 am

不漁で高止まりの生筋子


もはや呼び水の目玉価格も打てず

小売サイド 消費離れ懸念

今期の秋サケ不漁に伴い、小売・量販店筋の生筋子売価はこのところすっかり100グラム498円で定着した感がある。

漁期序盤には今後の販促に向けて弾みを付けるための呼び水と時折みられた出血覚悟の398円の価格帯はもはや採算的にも無理な状況。数年前には198、298円の価格帯でもセールを打てば利幅の大きい商材だったが、原魚高騰で特に小売筋にとっては集荷、採算ともに今年は非常に厳しい情勢という。

おのずと腹1パックで優に1000円を超える売価となるため「不況の折、消費者はどうしても高い物は敬遠する。本当に消費離れを心配すべき」とバイヤーは心痛が絶えない。

(週刊サケ・マス通信 2011.11/01配信号に掲載)

このエントリーの情報

水産レポート > 漁模様 今年度全道秋サケ水揚げベストテン 2011/10/25 12:00 pm

斜里第一が暫定トップ

追う網走は僅差で2位


2011年 全道単協別秋サケ水揚げベストテン

10月23日現在の集計に基づく今期全道秋サケ単協別水揚げをみると、首位には約1万2000トンを水揚げした斜里第一が入った。

2位にはわずかの差で網走が続いており、昨年初のトップとなった網走が一昨年首位の斜里第一を僅差で追う展開となっており、今後の動向次第では順位が入れ替わる可能性も残る。
3位にはウトロ、4位には羅臼が続いており、今期も知床半島を挟んだ「根北エリア」が上位を占めた。
5位には常呂が入り、昨年に比べて数量を減らしている漁協が多いものの、オホーツク海方面がやはり強く上位20単協中11と過半数を超えている。
太平洋側では大きく前年割れとする単協が多い中、大津が2000トンと前年同様の水揚げを確保するなど健闘している。
全道単協別秋サケ水揚げベストテンは以下の通り(2011年10月23日現在)。


順位 漁協名 トン数
1位 斜里第一 11,835t
2位 網走 11,260t
3位 ウトロ 7,364t
4位 羅臼 6,376t
5位 常呂 4,286t
6位 野付 4,160t
7位 標津 3,798t
8位 枝幸 3,598t
9位 紋別 3,195t
10位 雄武 2,520t


(週刊サケ・マス通信 2011.10/25配信号に掲載)

このエントリーの情報

水産レポート > 輸出・輸入 約3ヵ月ぶりにサケ中国輸出が再開 2011/08/05 1:55 pm

 約3ヵ月ぶりにサケ中国輸出が再開

3月11日に発生した東日本大震災と福島原発事故の影響で3月以来ストップしていた中国向けのサケ輸出が6月実績分から約3ヵ月ぶりに再開された。

財務省公表の通関統計に基づく6月のサケ輸出実績によると、昨シーズンの生産が振るわず在庫が少ないこと、さらに新物前の端境期ということもあって総輸出数量・金額は485トン、1億4000万円の実績と前年同期に比べて3分の1〜4分の1程度の水準。
約6割に当たる300トン強が日本企業の委託工場の多いベトナム向けで、主力の中国向けはわずか23トンにとどまったが、震災以降では初の実績を記録した。


これで1〜7月の累計年間実績は6548トン、18億1052万円となり、在庫の少なさと主力となる中国向けが止まっていたことなどを背景に多かった前年同期の3割程度の水準に落ち込んでいる。

このエントリーの情報

水産レポート > 漁労関連 大型クラゲ 今年も来遊少なめか 2011/07/27 8:55 am

大型クラゲ 今年も来遊少なめか
水総研センターが日本〜中国間で分布調査

水産総合研究センターはこのほど、大学など研究機関と連携して先月実施した日本〜中国間を航行する国際フェリーを使った大型クラゲ出現の目視調査の結果を発表した。

これによると、長江河口東沖の東シナ海北部海域(上海沖)の北緯31度・東経123度付近で少数の大型クラゲが確認されたが、現時点での出現量は昨年同期の約半分程度と少ない状況。韓国沖など近隣他海域での出現も現状みられず、今年も昨シーズンに引き続き大型クラゲの来遊には悩まされずに済みそうな情勢だ。

7〜8月にかけても調査船および国際フェリーを使った分布調査が継続的に行われており、水産総合研究センターでは今月末に今年度最初の出現予測を試みる予定。

このエントリーの情報

水産レポート > 研究 さけますセンターが北水研と統合 2011/04/01 11:55 am

さけますセンターが北水研と統合
所長に福田氏、副に奈良氏、資源部長に永澤氏

事業所は一部が統合され全道12ヵ所に縮小

 独立行政法人水産総合研究センターさけますセンターは、機構改革に伴い4月1日付で同じ水総研センターの北海道区水産研究所と統合した。
「さけますセンター」の名称はなくなり、サケ・マスに関する調査研究事業は今後、北水研内の「さけます資源部」として実施していく。
所長には中央水産研究所長の福田正雅明氏が、副所長には旧さけますセンター業務推進部長の奈良和俊氏が就任。
また、さけます資源部長には旧さけますセンター研究部長の永澤亨氏が就いた。

 今回の機構改革は、政策評価・独立行政法人評価委員会からの勧告による改組で、業務の効率化などを踏まえた水産研究組織の一元化が目的。
本所を旧さけますセンターの所在地・札幌市中の島の庁舎に移転し、北海道区水産研究所のあった釧路市桂恋は釧路庁舎となる。
統合に伴い、札幌本所に両組織の業務推進部が一括され、業務推進課、業務管理課のほかに関係団体などとの調整・連携を図る「業務支援課」を新設。
旧さけますセンターのさけます研究部は「さけます資源部」となり、「資源評価G」「ふ化放流技術G」「繁殖保全G」の3グループ制に変更された。

 また、全道15ヵ所体制だった事業所についても、研究普及・モニタリングが主の事業所は近隣の事業所との統合を図るとの方針から一部が統合され、徳志別、斜里、伊茶仁、根室、虹別、鶴居、十勝、静内、八雲、尻別、天塩の12ヵ所に圧縮。
ただし、統合される北見、帯広(更別)、渡島、尻別(蘭越)の各施設については「斜里さけます事業所北見施設」「十勝さけます事業所更別施設」「八雲さけます事業所上八雲施設」「尻別さけます事業所蘭越施設」として存続する。


サケ・マス関連人事


 サケ・マス関連(札幌本所関係分)の発令人事は次の通り(4月1日付・課長級以上)。
 ▽北海道区水産研究所長=福田雅明(中央水産研究所長)▽同副所長=奈良和俊(旧さけます業務推進部長)▽同業務推進部長=谷津明彦(中央水産研究所資源評価部長)▽同さけます資源部長=永澤亨(旧さけます研究部長)▽同さけます資源部次長=浦和茂彦(旧さけます遺伝資源研究室長)▽同さけます資源部主幹技術員=梅田勝博(旧さけます技術開発室長)▽同業務推進課長=野上欣也(旧北水研業務推進課長)▽業務支援課長=石黒武彦(旧さけます業務推進課長)▽業務管理課長=鈴木正文(旧北水研業務管理課長)
 定年退職(3月31日付)▽野川秀樹(さけますセンター所長)▽松尾豊(北海道区水産研究所長)▽高橋敏正(さけますセンター北見事業所長)▽根本義昭(さけますセンター天塩事業所長)

(週刊サケ・マス通信 2011.04/01配信号に掲載)

このエントリーの情報

ページナビゲーション

« 1 2 3 (4) 5 »

2013年度版のご案内


定置網漁業者手帳
当サイトからご注文
いただけます



現場で使える定置網技術書の決定版です!
申し込みはこちらへ
ミニサイトマップ
水産カレンダー
前月2024年 4月翌月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
<今日>
4月19日 の予定
予定なし