サケ・マス通信ブログ - 漁模様のエントリ
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東北秋サケ漁 岩手は10月に入り水揚げペースアップ2011/10/14 12:00 pm
岩手秋サケ10日現在
10月に入り水揚げペースアップ
宮古、久慈など中心に前年水準
岩手県が集計した10月10日現在の県内秋サケ漁獲速報によると、県全体の旬計(10月1〜10日)で約6万尾、170トンほどを水揚げした。
大所の宮古や久慈、普代を主体に漁獲ペースを大きくアップさせ、田老や山田、船越、大槌などの主要地区での水揚げがまだ再開に至っていない中、ほぼ前年同期水準の水揚げを確保するなど健闘をみせている。
平均キロ単価は北部地区を主体に500円超えと高値を維持し、前年同期に比べて150円ほども高い価格帯が続く。
これで累計実績は尾数で8万5000尾、重量換算で237トン、金額で1億1330万円に。
震災被害に伴い依然として通常時の2〜3割程度の稼動にとどまっているが、10月上旬の漁獲向上で前年同期に比べて漁獲数で半分程度、金額で3割ほどの落ち込みまで回復した。
平均単価はキロ479円で前年比4割高。
来月の秋サケ盛期までに従来の6〜7割規模での漁再開を目指している同地区だが、漁船や資材類の不足で着業に遅れが出ている地区も多く、まだ不透明感も強い。
宮城秋サケも志津川主体に昨年比2割減と走り健闘
宮城県集計の秋サケ9月末実績は、尾数で2万5285尾、重量で76トン、金額で2400万円。
前年同期に比べて約2割減と、まだ走りながら震災の余波が続く中で健闘をみせている。
平均単価はほぼ前年並みの317円。気仙地区志津川が前年比3割増と好調だが、石巻は前年の3割程度と少ない。
(週刊サケ・マス通信 2011.10/14配信号に掲載)
10月に入り水揚げペースアップ
宮古、久慈など中心に前年水準
岩手県が集計した10月10日現在の県内秋サケ漁獲速報によると、県全体の旬計(10月1〜10日)で約6万尾、170トンほどを水揚げした。
大所の宮古や久慈、普代を主体に漁獲ペースを大きくアップさせ、田老や山田、船越、大槌などの主要地区での水揚げがまだ再開に至っていない中、ほぼ前年同期水準の水揚げを確保するなど健闘をみせている。
平均キロ単価は北部地区を主体に500円超えと高値を維持し、前年同期に比べて150円ほども高い価格帯が続く。
これで累計実績は尾数で8万5000尾、重量換算で237トン、金額で1億1330万円に。
震災被害に伴い依然として通常時の2〜3割程度の稼動にとどまっているが、10月上旬の漁獲向上で前年同期に比べて漁獲数で半分程度、金額で3割ほどの落ち込みまで回復した。
平均単価はキロ479円で前年比4割高。
来月の秋サケ盛期までに従来の6〜7割規模での漁再開を目指している同地区だが、漁船や資材類の不足で着業に遅れが出ている地区も多く、まだ不透明感も強い。
宮城秋サケも志津川主体に昨年比2割減と走り健闘
宮城県集計の秋サケ9月末実績は、尾数で2万5285尾、重量で76トン、金額で2400万円。
前年同期に比べて約2割減と、まだ走りながら震災の余波が続く中で健闘をみせている。
平均単価はほぼ前年並みの317円。気仙地区志津川が前年比3割増と好調だが、石巻は前年の3割程度と少ない。
(週刊サケ・マス通信 2011.10/14配信号に掲載)