サケ・マス通信ブログ - 魚醤油「鮭太郎」と「鱒次郎」 新千歳空港で販売開始し人気の兆し
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魚醤油「鮭太郎」と「鱒次郎」 新千歳空港で販売開始し人気の兆し2011/08/30 1:30 pm
網走第一水産加工協の魚醤油
「鮭太郎」「鱒次郎」
新千歳空港でも販売開始
販路広げ人気の兆し
網走ザンギ丼に続き、昨年は「きらりっぷ」の認証も
網走第一水産加工業協同組合が製造販売している手造り魚醤油「鮭太郎」と「鱒次郎」が評判を呼んでいる。
平成20年にオホーツクサーモンを具材にした新ご当地グルメとして網走市が開発した「オホーツク網走ザンギ丼」の味付けに採用されたのに続き、昨年は道産食品独自認証制度(きらりっぷ)への登録も完了、このほど新千歳空港のアンテナショップにも置かれるようになるなど販路が広がっており、人気の兆しをみせはじめている。
サケトバづくりがヒントに
全国唯一の「オホーツクサーモン」の魚醤油
本品は、前浜で水揚げされる鮮度抜群の秋サケとカラフトマスを原料に、米麹と酵素でじっくりと発酵・熟成された逸品。
こくと深みのある旨味が特色で和洋中どんな料理にもマッチする。
薄口の「鮭太郎」と濃口の「鱒次郎」の『おいしい兄弟』のセットで120ミリリットルと200ミリリットルの2種類が市販されているほか、「めんつゆ」などの素材として業務用としてのの販売も行っている。
開発を始めたのは今から十数年前にさかのぼる平成11年で、サケトバ製造を行っていた際に同組合の田中正彦常務が「こうした製品には魚醤油が馴染むのではないか」との着想を持ったのがきっかけ。
東京農業大学や道食品加工研究センターなどの協力を得ながら多くの試行錯誤の末に品質改良に努め、2年後の平成15年に完成に至った。
現在ではサケ・マス素材に限らず多くの製品が世に出るようになり、認知も進んだが魚醤油だが、本製品はこうした魚醤油製品のパイオニアの1つに数えられている。
特に旬の時期が限られるカラフトマス(オホーツクサーモン)を原料とした魚醤油は全国でも本品のみ。
主に網走市内のスーパーや土産物店、道の駅など地元を中心に販売されているが、他ではなかなか手に入れられないのが難点でユーザーからの問い合わせも時折寄せられていた。
しかし、今年の新千歳空港のリニューアルに合せて整備された「北海道ショールーム」での販売が開始されるなど徐々に販路は広がっており、今後の展開にも期待がかかる。
エゾシカ肉を使った「鹿醤油」の試作も
「醤油は奥が深い」と話す田中常務は、道東方面を中心に増えすぎたことで農業被害などの問題が起きているエゾシカの肉を使った醤油造りにも挑戦し、試作段階ながら製品を完成させている。
「『鹿醤油』とでも呼べばいいのか。知り合いからもらった肉でやってみた。エゾシカは加工歩留まりが低く食べられる部位が少ないのが難で、これを有効活用する意味でも挑戦してみたが良い仕上がりとなった。市販までいける可能性はある」と新たな展開も視野に入れる。
問い合わせは、網走第一水産加工業協同組合まで。
網走市能取港町3丁目2番地TEL0152−47−2088
(週刊サケ・マス通信 2011.08/30配信号に掲載)
「鮭太郎」「鱒次郎」
新千歳空港でも販売開始
販路広げ人気の兆し
網走ザンギ丼に続き、昨年は「きらりっぷ」の認証も
網走第一水産加工業協同組合が製造販売している手造り魚醤油「鮭太郎」と「鱒次郎」が評判を呼んでいる。
平成20年にオホーツクサーモンを具材にした新ご当地グルメとして網走市が開発した「オホーツク網走ザンギ丼」の味付けに採用されたのに続き、昨年は道産食品独自認証制度(きらりっぷ)への登録も完了、このほど新千歳空港のアンテナショップにも置かれるようになるなど販路が広がっており、人気の兆しをみせはじめている。
サケトバづくりがヒントに
全国唯一の「オホーツクサーモン」の魚醤油
本品は、前浜で水揚げされる鮮度抜群の秋サケとカラフトマスを原料に、米麹と酵素でじっくりと発酵・熟成された逸品。
こくと深みのある旨味が特色で和洋中どんな料理にもマッチする。
薄口の「鮭太郎」と濃口の「鱒次郎」の『おいしい兄弟』のセットで120ミリリットルと200ミリリットルの2種類が市販されているほか、「めんつゆ」などの素材として業務用としてのの販売も行っている。
開発を始めたのは今から十数年前にさかのぼる平成11年で、サケトバ製造を行っていた際に同組合の田中正彦常務が「こうした製品には魚醤油が馴染むのではないか」との着想を持ったのがきっかけ。
東京農業大学や道食品加工研究センターなどの協力を得ながら多くの試行錯誤の末に品質改良に努め、2年後の平成15年に完成に至った。
現在ではサケ・マス素材に限らず多くの製品が世に出るようになり、認知も進んだが魚醤油だが、本製品はこうした魚醤油製品のパイオニアの1つに数えられている。
特に旬の時期が限られるカラフトマス(オホーツクサーモン)を原料とした魚醤油は全国でも本品のみ。
主に網走市内のスーパーや土産物店、道の駅など地元を中心に販売されているが、他ではなかなか手に入れられないのが難点でユーザーからの問い合わせも時折寄せられていた。
しかし、今年の新千歳空港のリニューアルに合せて整備された「北海道ショールーム」での販売が開始されるなど徐々に販路は広がっており、今後の展開にも期待がかかる。
エゾシカ肉を使った「鹿醤油」の試作も
「醤油は奥が深い」と話す田中常務は、道東方面を中心に増えすぎたことで農業被害などの問題が起きているエゾシカの肉を使った醤油造りにも挑戦し、試作段階ながら製品を完成させている。
「『鹿醤油』とでも呼べばいいのか。知り合いからもらった肉でやってみた。エゾシカは加工歩留まりが低く食べられる部位が少ないのが難で、これを有効活用する意味でも挑戦してみたが良い仕上がりとなった。市販までいける可能性はある」と新たな展開も視野に入れる。
問い合わせは、網走第一水産加工業協同組合まで。
網走市能取港町3丁目2番地TEL0152−47−2088
(週刊サケ・マス通信 2011.08/30配信号に掲載)