サケ・マス通信ブログ - 輸出・輸入のエントリ
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サケ・マス類輸入実績4月分 単価の高値傾向が顕著に2011/06/03 10:00 pm
4月のサケ・マス類輸入
単価の高値傾向が顕著に
チリ産ギン、トラウト主体に累計10万トンの大台超え
財務省通関統計に基づく4月のサケ・マス類輸入実績は2万6772トン、166億9659万円となり、前年同月に比べて数量で2割、金額で3割それぞれ増加した(下表)。
実績の大部分がチリからの搬入で、内訳は冷凍ギン1万2000トンを筆頭にトラウト6500トン、フィレ製品5200トンなど。これで本年1〜4月の累計実績は10万8473トン、634億3880万円となり、前年同期に比べて数量、金額ともに約2割増え、数量では大台の10万トンを超えた。
昨年やや少ない水準で推移していたチリ産のギン、トラウトが復調傾向をみせているのが主な増加要因で、品目別の内訳は冷凍ギンが6万トン、同トラウトが1万8000トン、フィレが1万7000トン、生鮮・冷蔵アトランティックが7000トンなど。
ノルウェー産のアトランを除き大半がチリ産で占められる。
昨年から続く高単価傾向がより顕著となっており、単価は主力のギンで400円台半ば、トラウトで500円台半ば、ノルウェー産生アトランは1割高の800円台など、顕著な高値が続いている。
卵はスジコの単月搬入ゼロ、イクラは累計200トン突破
卵製品は、これまで主力だったデンマーク産が小休止となりスジコの搬入は4月期ゼロで累計約500トンの実績。前年同期に比べて数量、金額ともに2割減。イクラは米国産主体に累計200トン超えとなっており、前年同期に比べて数量で6割、金額で2倍強と復調傾向をたどっている。
(週刊サケ・マス通信 2011.06/03配信号に掲載)
単価の高値傾向が顕著に
チリ産ギン、トラウト主体に累計10万トンの大台超え
財務省通関統計に基づく4月のサケ・マス類輸入実績は2万6772トン、166億9659万円となり、前年同月に比べて数量で2割、金額で3割それぞれ増加した(下表)。
実績の大部分がチリからの搬入で、内訳は冷凍ギン1万2000トンを筆頭にトラウト6500トン、フィレ製品5200トンなど。これで本年1〜4月の累計実績は10万8473トン、634億3880万円となり、前年同期に比べて数量、金額ともに約2割増え、数量では大台の10万トンを超えた。
昨年やや少ない水準で推移していたチリ産のギン、トラウトが復調傾向をみせているのが主な増加要因で、品目別の内訳は冷凍ギンが6万トン、同トラウトが1万8000トン、フィレが1万7000トン、生鮮・冷蔵アトランティックが7000トンなど。
ノルウェー産のアトランを除き大半がチリ産で占められる。
昨年から続く高単価傾向がより顕著となっており、単価は主力のギンで400円台半ば、トラウトで500円台半ば、ノルウェー産生アトランは1割高の800円台など、顕著な高値が続いている。
卵はスジコの単月搬入ゼロ、イクラは累計200トン突破
卵製品は、これまで主力だったデンマーク産が小休止となりスジコの搬入は4月期ゼロで累計約500トンの実績。前年同期に比べて数量、金額ともに2割減。イクラは米国産主体に累計200トン超えとなっており、前年同期に比べて数量で6割、金額で2倍強と復調傾向をたどっている。
(週刊サケ・マス通信 2011.06/03配信号に掲載)