サケ・マス通信ブログ - 北海道秋サケ定置網漁水揚げ 網走漁協が単協別で初の首位に
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北海道秋サケ定置網漁水揚げ 網走漁協が単協別で初の首位に2010/11/09 8:30 pm
道内漁協 秋サケ定置網漁水揚げベスト20
網走漁協が単協別で初の首位に
オホーツク網走以北は記録更新も
明暗分かれる特異な年…
網走漁協のサケ水揚げの様子(10月21日)
11月8日までの今期・北海道の秋サケ定置網漁実績を単協別に集計すると、網走漁協が1万7000トン台で首位に立ち、また漁期最終を待たずして同漁協としての過去最高水揚げを記録した。
「特異な年」の印象が強い今期の秋サケ定置網漁は、地域別に大きく明暗が分かれ、網走以北のオホーツク方面では過去最高レベルの水揚げを記録する一方で、根室および太平洋側が極端な不漁に見舞われている。全道水揚げも11万7000トン(11月8日)と、前年同期に対し2割少ない水準だ。
網走漁協の累計水揚げ実績(11月8日現在)は1万7000トン台で、平成15、16年シーズンの最終1万6000トン台をすでに大幅に上回っており、単協別で初の首位の座を確実とした。
2位には昨年首位の斜里第一漁協が入り、序盤の高水温の影響を受け伸び悩んだものの高い生産力を堅持。
3位は羅臼漁協で、斜里第一同様に前年実績から大幅なダウンを余儀なくされたもののベストスリー圏内を死守。
以下4位に前年比倍増の常呂漁協、5位に上位常連の標津漁協、6位には厳しい操業となったウトロ漁協が入り、知床をまたいだ「根北エリア」が例年通り、上位を占めている。
太平洋側の漁協では、えりも漁協が7位に入ったが、不振の大津漁協、白糠漁協、大樹漁協などが順位を下げた。
(週刊サケ・マス通信 2010. 11/09配信号に掲載)
全道秋サケ漁獲最終数量は12万トン前半か(関連記事・サケマスtopics)
網走漁協が単協別で初の首位に
オホーツク網走以北は記録更新も
明暗分かれる特異な年…
網走漁協のサケ水揚げの様子(10月21日)
11月8日までの今期・北海道の秋サケ定置網漁実績を単協別に集計すると、網走漁協が1万7000トン台で首位に立ち、また漁期最終を待たずして同漁協としての過去最高水揚げを記録した。
「特異な年」の印象が強い今期の秋サケ定置網漁は、地域別に大きく明暗が分かれ、網走以北のオホーツク方面では過去最高レベルの水揚げを記録する一方で、根室および太平洋側が極端な不漁に見舞われている。全道水揚げも11万7000トン(11月8日)と、前年同期に対し2割少ない水準だ。
網走漁協の累計水揚げ実績(11月8日現在)は1万7000トン台で、平成15、16年シーズンの最終1万6000トン台をすでに大幅に上回っており、単協別で初の首位の座を確実とした。
2位には昨年首位の斜里第一漁協が入り、序盤の高水温の影響を受け伸び悩んだものの高い生産力を堅持。
3位は羅臼漁協で、斜里第一同様に前年実績から大幅なダウンを余儀なくされたもののベストスリー圏内を死守。
以下4位に前年比倍増の常呂漁協、5位に上位常連の標津漁協、6位には厳しい操業となったウトロ漁協が入り、知床をまたいだ「根北エリア」が例年通り、上位を占めている。
太平洋側の漁協では、えりも漁協が7位に入ったが、不振の大津漁協、白糠漁協、大樹漁協などが順位を下げた。
(週刊サケ・マス通信 2010. 11/09配信号に掲載)
全道秋サケ漁獲最終数量は12万トン前半か(関連記事・サケマスtopics)