サケ・マス通信ブログ - 東北エリアの秋サケも超低調スタートに
ヘッダーナビゲーション
東北エリアの秋サケも超低調スタートに2010/09/17 12:30 pm
岩手県は前年比約8割減、1万尾に満たず
東北秋サケも超スローなスタートに
岩手県農林水産部がまとめた9月10日現在の秋サケ漁獲速報によると、同日段階の県全体の水揚げは32.4トン、約9400尾となり、前年同期のおよそ2割と北海道エリアと同様に超低調スタートを切った。
11〜12月の漁盛期にはまだ間のある段階ながら、近年にない低水準。過去5ヵ年の水揚げと比較しても、通常レベルではすでに重量換算で100トンを大きく上回る段階だが、表面水温が依然として高く、最も高い地先では25度(前年同期は県全域でおおむね20度台)も観測されている異常高温の影響か水揚げは大幅に伸び悩んでいる。
平均キロ単価は446円で前年同期に比べて1割ほど高い。平均体重は3.5キロで、前年同期に比べて500グラムほど大型となっている。
ほぼ皆無に等しい状態の青森県
一方、青森県農林水産部が集計した9月10日現在の秋サケ漁獲速報では、一部未集計分があるもののこれまでの累計で129尾、384キロとほぼ皆無に等しい状況。
前年同期はすでに約1万尾の水揚げがあり、比較すると100分の1の水準。キロ単価は385円で前年比2割高、平均目回りは2.98キロで前年とほぼ同水準。
(週刊サケ・マス通信 2010.09/17配信号に掲載)
東北秋サケも超スローなスタートに
岩手県農林水産部がまとめた9月10日現在の秋サケ漁獲速報によると、同日段階の県全体の水揚げは32.4トン、約9400尾となり、前年同期のおよそ2割と北海道エリアと同様に超低調スタートを切った。
11〜12月の漁盛期にはまだ間のある段階ながら、近年にない低水準。過去5ヵ年の水揚げと比較しても、通常レベルではすでに重量換算で100トンを大きく上回る段階だが、表面水温が依然として高く、最も高い地先では25度(前年同期は県全域でおおむね20度台)も観測されている異常高温の影響か水揚げは大幅に伸び悩んでいる。
平均キロ単価は446円で前年同期に比べて1割ほど高い。平均体重は3.5キロで、前年同期に比べて500グラムほど大型となっている。
ほぼ皆無に等しい状態の青森県
一方、青森県農林水産部が集計した9月10日現在の秋サケ漁獲速報では、一部未集計分があるもののこれまでの累計で129尾、384キロとほぼ皆無に等しい状況。
前年同期はすでに約1万尾の水揚げがあり、比較すると100分の1の水準。キロ単価は385円で前年比2割高、平均目回りは2.98キロで前年とほぼ同水準。
(週刊サケ・マス通信 2010.09/17配信号に掲載)