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swspフォーラムから―道サーモン協会・木村代表が「裏話」を披露2014/11/28 8:53 am

道サーモン協会・木村代表が「裏話」を披露

市民の熱意に打たれ調査河川に指定
水産庁はしぶしぶ了承も回帰で歓喜


 「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」フォーラムの中で、水産庁北海道さけ・ますふ化場(現水産総合研究センター北海道区水産研究所)で要職を歴任し、現在は北海道サーモン協会代表を務める木村義一氏が「カムバックサーモン運動の歴史と豊平川のサケへの思い」と題して話題提供し、さけ科学館開館当時の『裏話』などを紹介した。

 木村氏が少年時代の頃はまだ泳げたという豊平川。急速な都市化によって汚染が進み、戦後にはサケのそ上が途絶えてしまうが、札幌冬季オリンピックの開催を契機に下水対策が進み、再び川にサケを呼び戻そうという「カムバックサーモン運動」が盛り上がりをみせるように。

 昭和50年代、当時ふ化場勤務だった木村氏に種卵提供の打診があったが、国営だったサケ増殖事業において当時は漁業用以外の目的での種卵提供はできない決まりがあり最初は難航。

 しかし、「サケの文化を取り戻したい」という有志らの熱意に打たれ、何とか思案した結果、調査河川に指定する案が浮上。「水産庁側もしぶしぶ了承した形となったが、最初の放流を経て昭和56年にサケが再び回帰した時は札幌市民の関心も高く大きな話題となり、水産庁側も大いに喜んでくれた」と回顧。

 放流数は札幌市の当時の人口と同じ140万尾に設定したが、「まだまだ種卵の確保が難しい時代。調査河川に100万尾もの大量放流数が本当に必要なのかとの議論となり、最終的に放流数は30万尾にとどめ、足りない分は自前で施設を整備せよということに。教育普及の意義を込めてこれが現在の科学館設立につながった」とてん末を説明した。

 木村氏は「サケが戻るようになり、すでに『カムバック運動』は終わったのでは?との指摘があるが、この運動の理念はただ回帰すればよいというものではなく、サケと市民の交流、文化を創出しようというもの。環境を維持していくことも重要で、自然への理解が今後ますます必要になる時代と思う」と結んだ。
 (2014.11.4日配信号「札幌ワイルドサーモンプロジェクト」フォーラム特集記事から)

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