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交流図り技術導入促進を!「水産機械研究会」が札幌で講演会2013/01/24 8:59 am
交流図り技術導入促進を!「水産機械研究会」が札幌で講演会
漁船漁業の機械化事例や電池推進船の開発など紹介
道総研工業試験場や工業技術センターなど道内工業系試験研究機関を会員として活動している「水産機械研究会」が主催する講演会が16日に札幌市で開催され=写真=、水産業の機械化などに関連する2つの講演が行われた。関係者や機械メーカー担当者ら多数が出席し、熱心に聴講した。
同研究会は平成22年に発足。道内の基幹産業となる漁業・水産業の分野は、高齢化や人手不足、生産コストの増大など、機械化で解決が図れる可能性のある多くの課題を抱えていることから、情報交換の場として問題意識の共有化を図るとともに、水産機械分野へ新技術導入を促進していこうとの目的で設立されたもの。
昨年度から本格的な活動が開始され、講演会や関連企業への訪問、調査事業など行っている。道工業試験場ではこれまでも地まきホタテ漁用の「ホタテ船上選別支援装置」や加工場で使われる「ハンディ型秋サケ身色計測装置」「異物検出技術」、近年では「サケ船上脱血装置」の開発に当たってきた。
当日は、海洋水産システム協会顧問の長島徳雄氏が「漁船漁業改革の取り組みと水産業における機械化」と題して主に漁船漁業における省エネ・省力化などのプロジェクトについて、巻網漁業における小型船団化などの事例を示して報告したほか、東京海洋大学准教授の清水悦郎氏が「急速充電対応型電池推進船・海洋電波通信手法の開発」と題して講演した。
(「週刊サケ・マス通信」2013.1.18日配信号に掲載)
漁船漁業の機械化事例や電池推進船の開発など紹介
道総研工業試験場や工業技術センターなど道内工業系試験研究機関を会員として活動している「水産機械研究会」が主催する講演会が16日に札幌市で開催され=写真=、水産業の機械化などに関連する2つの講演が行われた。関係者や機械メーカー担当者ら多数が出席し、熱心に聴講した。
同研究会は平成22年に発足。道内の基幹産業となる漁業・水産業の分野は、高齢化や人手不足、生産コストの増大など、機械化で解決が図れる可能性のある多くの課題を抱えていることから、情報交換の場として問題意識の共有化を図るとともに、水産機械分野へ新技術導入を促進していこうとの目的で設立されたもの。
昨年度から本格的な活動が開始され、講演会や関連企業への訪問、調査事業など行っている。道工業試験場ではこれまでも地まきホタテ漁用の「ホタテ船上選別支援装置」や加工場で使われる「ハンディ型秋サケ身色計測装置」「異物検出技術」、近年では「サケ船上脱血装置」の開発に当たってきた。
当日は、海洋水産システム協会顧問の長島徳雄氏が「漁船漁業改革の取り組みと水産業における機械化」と題して主に漁船漁業における省エネ・省力化などのプロジェクトについて、巻網漁業における小型船団化などの事例を示して報告したほか、東京海洋大学准教授の清水悦郎氏が「急速充電対応型電池推進船・海洋電波通信手法の開発」と題して講演した。
(「週刊サケ・マス通信」2013.1.18日配信号に掲載)