2010.1109配信 全道秋サケ漁獲最終数量は12万トン前半か

投稿日時 2010-11-09 12:16:05 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト

道内定置網漁 終盤へ 一昨年に次ぐ近年2番目の不漁か


網走以北オホーツク海で豊漁も

釧路・十勝は記録的な不振




11月中旬を迎え、道内の秋サケ定置網漁は終盤戦に突入している。
8日現在の累計水揚げは全道11万7000トンで、前年同期に比べて2割少ない水準。漁期前は近年の平年値15万トンレベルの水揚げが期待されていたものの、10月半ば以降は大きな山もなく、最後まで昨シーズンとの2割の格差を縮められないまま終漁に向かいそうな情勢だ。
序盤の異常高水温に伴う近年にない薄漁に始まり、網走以北のオホーツク方面では過去最高レベルの水揚げを記録する一方で、根室および太平洋側が極端な不漁に見舞われるなど、かなり「特異な年」の印象が強い。
後期群にも期待が持たれる胆振以南も史上最高となった昨シーズンから一転し厳しい操業が続いており、今後大きな上乗せの期待が薄いこともあって最終的な水揚げは12万トン台前半、一昨年に次いで近年では2番目の不漁に終わりそうだ。

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