道定置漁業協会が札幌で平成24年度定置漁業振興会議

投稿日時 2012-12-14 09:36:32 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト

道定置協会が24年度定置漁業振興会議

<2012.12.14日配信号>

道漁連が今期秋サケ・魚卵製品の消流状況を解説

 今シーズンの道内秋サケ定置網漁業を総括する北海道定置漁業協会(阿部滋会長)主催の「定置漁業振興会議」が14日、札幌市内のホテルで開催され、漁協役職員、各漁協定置部会員、増殖団体役員ら関係者約300人が出席した。

 道総研さけます・内水試が今期来遊の特徴的事象について、道水産林務部が秋サケ資源対策について、道漁連が製品流通に関して、道漁業共済組合が漁業共済の加入・支払い状況に関して、それぞれ当面する諸課題と現状について説明した。

 開会に当たり、あいさつに立った阿部会長は「今期秋サケは3年連続の不振となり、10万?割れに終わった一方で、金額では総額500億円の大台に届かなかったものの浜値は高値での推移となった。私たち生産者にとっては経営の大きな救いとなったが、今後の流通環境に不安の残る情勢となっている。平成20年以降、特に来遊資源が不安定となり、さらに地域間格差が広がる厳しい中、長引くデフレ不況、チリ銀増大などの課題も山積する中、定置業者の団結が求められている。来期こそは続く不振を払しょくできるような良い年にしたい」と話し、厳しい情勢に対して一丸となった取り組みや再認識の重要性を強調した。

 この後会議に移り、「秋サケ製品の動向と今後の課題」と題して、親および子製品の流通、秋サケを取り巻く環境、対策などに関して道漁連販売事業部が解説。
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