道内秋サケ漁 勝負の10月上旬も精彩を欠く水揚げ
投稿日時 2012-10-12 10:13:05 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト
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道内秋サケ 勝負の10月上旬も精彩欠く水揚げ
<2012.10.12号配信>
最終水揚げ10万トン台か 今期も不漁が確定的な情勢
道内の秋サケ定置網漁は、注目された10月前半の盛期も期待されたような水揚げを確保できず、小型魚主体の展開もあって依然として前年同期をやや下回る累計6万トン台半ばに低迷している。
浜値は反発 再び上げ基調 Bメス800円台後半も
これを受けて一時オスを主体に急落した浜値は反発、メスで700円台後半、Bメスで800円台、オスも200円台後半から300円台中心へと再び上方修正を余儀なくされた。
10月上旬段階の水揚げの最終実績に占める比率は近年通常6〜7割ほど。昨年、一昨年ともに10月下旬以降での上乗せ分はいずれも全道で4万トン台前半にとどまっており、これに当てはめると異例の残暑で高水温の影響が大きいとは言え、従来と同様の来遊パターンであれば最終水揚げは全道合計でも10万トン台半ばの計算に。
今後の大幅なペースアップは時期的にも難しい状況で、今期も不漁が確定的な情勢となった。 (詳細については週刊サケ・マス通信本誌でお読み下さい)
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