秋サケ今期も顕著な小型化

投稿日時 2012-09-25 09:42:46 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト

秋サケ今期も顕著な小型化
 <2012.9.25配信号>

道総研さけます・内水試が解析

 
 過去にも稀な異常高水温と折からの来遊不振予測の中、過去2シーズン同様にスローペースが続く道内秋サケ漁。ここにきてようやく水揚げは拡大傾向をたどり始めたが、今期は漁期当初から全般に魚体の小型化が目立つ展開となっている。


 当初は高齢魚の割合が少ない可能性も考えられたが、さけます・内水試のデータでもまだ部分的ながら小型化の傾向が示され、解析の結果、各年齢別にみても小ぶりの魚が多いことが判明した。小型化は昨年に続き2年連続で今期はより顕著。盛漁期に入って急に大型魚の比率が増すとは考えにくいことから、今後も小型魚主体の漁が継続する見通し。


盛期に向けギフト用大型良品の手当てに不安


 低位来遊と重なってギフト用大型良品の手当てがさらに難しくなりそうな情勢で、盛漁期に向けてさらに懸念が広がりそうだ。
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