全道秋サケ来遊予測 前年比3%増の3852万尾
投稿日時 2012-07-06 10:17:19 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト
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前年実績比3%増の3852万尾
さけます水試が今期全道秋サケ来遊予測値を発表 <2012年7月6日配信号> 第19期第20回北海道連合海区漁業調整委員会が2日札幌で開催され、今年度秋サケ資源の適正利用を図るための実施方針について諮問、これを答申した。
この中で道総研さけます・内水面水試が今シーズンの全道秋サケ来遊資源の動向に関して解説し、今期の来遊予測値を全道合計3852万尾と発表した。
直近10ヵ年では昨シーズンに次ぐ低水準に
前年実績に比べて100万尾、3%上回る数値ながら、直近10ヵ年の中では前年に次ぐ2番目に低い予想で、予測通りとなれば2008年(平成20年)以降で4度目、3年連続の4000万尾割れに。
オホーツク海区は前年比7%下回るが高位を堅持
太平洋側で1割、根室で2割上回る予測も依然低位
海区別にはオホーツク海区は前年実績をやや下回るものの近年の高位安定傾向を持続、他の4海区は総じて前年を1〜2割上回ると予測されるが、特に太平洋側では近年の大幅な落ち込みを回復するまでには至らず、今期も厳しい資源水準が見込まれる。
※このほか、24年度全道漁獲基準量、次期定置漁業権切替方針に関する記事も掲載。 (詳しくは週刊サケ・マス通信本誌でお読み下さい)
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