H23年の鮭鱒類輸入 円高背景に久々の大幅増確実に

投稿日時 2012-01-13 10:39:26 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト

11月末で23万トン超え 円高背景に久々の大幅増加が確実に<2012.1/13配信号>


23年のサケ・マス類輸入実績
 

 円高環境や国内鮭鱒類原料の不足などを背景に久々に増加傾向へと転じていた平成23年のサケ・マス類輸入は、通関統計に基づく11月段階の年間累計実績で23万3329トンと前年同期に比べて1割増とした。12月分の集計を待たずに前年の最終数量23万6799トンに約3000トンの差と迫っており、平成20年以来3年ぶりの増加が確実となった。

 12月は主力となるチリ産冷凍ギンの新物輸入が本番を迎える時期で、例年単月でも少なくとも各品目合計2万トン強レベルの搬入が見込まれることから、最終実績は約26万トンとなった平成17年に次ぐ25万トン台の大型輸入となりそうだ。

 
チリギン過去最多ペース 最終8万トン台後半か

 また、11月までに累計7万8510トンと過去最速ペースとなっているチリ産主力の冷凍ギンについては、最終で8〜9万トンの過去最多を更新する可能性が高まっている。
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