十勝先陣に今期秋サケ水揚げ開始
投稿日時 2011-08-30 13:18:54 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト
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親魚確保で4日遅れ根室・釧路は9月1日から<2011.08/30配信号>
十勝先陣に今期秋サケ水揚げ開始
メス580円オス350円浜値は高値発進に
親魚確保のために24日の解禁から自主休漁していたえりも以東海区の十勝および日高地区で28日から今期の操業が開始され、いよいよ道内秋サケ定置網による水揚げがスタートした。 同日網起しを行った大樹漁協ではほぼ前年並みの約7トンを水揚げ。 注目の浜値はメスでキロ525円、オスで330円と前年スタート価格に比べて若干の高値を付け、翌日にはメス、オスとも上げ基調に転じ、ここ数年では最も高い価格帯とした。
東日本大震災と原発事故の発生に伴い、消流全般に不透明感が色濃い中での漁期入りとなる今シーズンだが、近年にない在庫の軽さ、海外のおう盛な加工意欲といったプラスの部分がある一方、放射能物質や風評被害などで不測の事態が起これば即流通がストップしかねない危ういマイナスの側面を併せ持つ異例の年。 さらに超円高という輸出にとって最大の逆風も吹く中、流通筋にとっても正に「読みにくい」シーズンとなりそうだ。
(続きは週刊サケ・マス通信誌面でお読み下さい)
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