秋サケ輸出規制強化で停滞の懸念も

投稿日時 2011-07-08 15:12:01 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト

道定置漁業協会の現地対話集会がスタート<2011.07/08配信号>

秋サケ輸出規制強化で停滞の懸念も

イクラは好転期待 道漁連が消流対策などを説明


北海道定置漁業協会(阿部滋会長)が定置漁業者への情報提供の場として毎年秋サケ漁期前のこの時期に実施している現地対話集会が、1日の石狩・後志・桧山地区を皮切りに順次開催されている。
この中で道漁連が今期の秋サケを取り巻く消費環境などに関して解説。親製品の処理配分の約半分を占める輸出については、東日本大震災および原発事故による海外からの輸入規制強化に伴い長期的に不透明感の強い状況が続くと予想、円滑な輸出が図られるよう放射能検査の整備・強化や申請書類の軽減など各種手続きの緩和を関係行政に訴えていく方針だ。輸出停滞も想定される予断を許さない情勢下のため、生鮮品を主体とした国内流通の拡大にも取り組む。
また、昨年在庫過多で大きな混乱を招いた子のイクラ製品については、昨年の供給減少に伴い相場は回復基調にあり、今期は繰越在庫500トンという近年にない低レベルで新物シーズンを迎えられそうな状況にあることなどが報告された。
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