今期秋サケ 過去に例のない状況下でどう動くか
投稿日時 2011-07-01 17:45:13 | カテゴリ: 誌面記事ダイジェスト
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今期秋サケ展望(1)<2011.07/01配信号>
心配される輸出、価格形成
過去に例のない状況下でどう動く?
早くも来月下旬には漁期入りを迎える道内秋サケ定置網漁―。 道さけます・内水試が発表した今期の全道秋サケ来遊予測尾数は4100万尾、沿岸漁獲ベースでは3826万尾と過去10年で2番目の不振となった前年をわずか5%上回る程度の低い水準が見込まれ、根室やえりも以東海区では昨年に引き続き厳しい来遊が予測されている地区もある見込みだ(前号で詳報)。
今年は東日本大震災の甚大被害に伴い、北海道地区に次ぐ産地兼消費地となる東北での水揚げ、消費ともに大きく落ち込むことが予測されるほか、処理配分の大きなウエイトを占める輸出に関しても、原発事故による風評被害で滞ることが懸念されるなど、国内外いずれも過去にない状況下での漁期入りを強いられる難しいシーズンとなりそうだ。 (続きは週刊サケ・マス通信誌面でお読み下さい)
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