誌面記事ダイジェスト
誌面記事ダイジェスト : 平成22年サケ・マス類輸入実績 前年比微減の23万トン台
平成22年のサケ・マス類輸入実績・最終 <2011.02/04配信号>
ギン、ベニ主体に
前年比微減の23万トン台
単価上昇で金額は1割増も数量は減少傾向続く
通関統計に基づく平成22年のサケ・マス類輸入最終実績がこのほどまとまった。
総体でチリ産のギンやトラウト、北米のベニなどを中心に23万5195トン、1435億円の実績となり、前年実績に比べて数量で2%、約5000トンの微減ながら近年続く減少傾向を継続。
金額ベースでは国際的な引き合いの強さを反映して単価が高騰、これに伴い前年に比べて7%、約100億円増えた。
世界最大級のサケ・マス類マーケットとなっている日本は将来、高齢化および人口の減少などで大きな消費が見込めなくなる可能性が高い一方、国際的には世界人口の増加や魚食への関心が近年高まっていることなどを背景に需要はさらに拡大する公算が強く、今後も日本への搬入の減少傾向は続くものと予測される。
(続きは週刊サケ・マス通信誌面でお読み下さい)
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