誌面記事ダイジェスト
誌面記事ダイジェスト : 2010.1224配信 各地漁切れ 岩手の秋サケ2万トン割れ確実に
大量回帰時代以降で初 太平洋側の不振鮮明に
各地漁切れ 岩手の秋サケ2万トン割れ確実
青森県のみ前年並み堅持宮城県も4割減
12月後半に入って終盤戦の様相を強めている東北各県の秋サケ漁だが、主力の岩手県は大量回帰時代に移った昭和末期以降では初めてシーズン2万トンに届かない水準にまで落ち込むことが確実な情勢に。
また、ここ数年で回帰数を伸ばしてきた宮城県も前年に比べて4割減と大きく後退。
青森県のみ前年実績を堅持しているものの、大型クラゲの発生で厳しい操業を強いられた昨シーズンの事情を考慮すれば好転とまでは言えない情勢で、すでに終漁した北海道エリアを含めて太平洋側の深刻な不振が鮮明となっている。
このため、河川での親魚の必要量の確保も大きく遅れが出ており、再生産に向けて苦しい展開が続いている。
(続きは週刊サケ・マス通信誌面でお読み下さい)
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