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誌面記事ダイジェスト : 輸入鮭鱒は逆ザヤ解消と冷静相場カギに
輸入鮭鱒は逆ザヤ解消と冷静相場カギに
<2013.4.26日配信号>
国産サケの不振尻目に通年商材でシェア拡大も
昨年11万トンという未曾有の大量搬入を記録したチリ産銀ザケを中心に、ここ数年再び増加傾向に転じる輸入鮭鱒。国産サケが来遊不振や震災の影響で振るわず高値を強いられる中、特に養殖物に関しては流通筋にとって安価で安定供給が可能な通年主力商材の位置付けにまで存在感を大きくしている。
道水産物荷主協会が荷受・商社筋に行ったアンケート調査を紹介するシリーズ最終回は「輸入鮭鱒」。設問は1販売の特色2改善要望3今年の展望の3点。
養殖物については急速な円安に伴い動向が注視される中で今期も相場リスクを抱えながらの販売とみる向きが多く、逆ザヤからの脱却、冷静な相場形成がカギに。一方で天然ベニは北米の不振でさらに供給減少が予想され、今期もロシア物主体の動きとなりそうだ。
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