浜高、小型化 荷受の秋サケ販売苦戦続く

好評フィレ製品の高い商品力に期待する声も

＜2013.3.29日配信号＞

道水産物荷主協会・荷受アンケート調査から 「秋サケ編」

　北海道水産物荷主協会はこのほど、全国の大手荷受機関・商社筋を対象とした主要魚種別アンケート結果を集計した。取り扱いの多い道産魚種別に１販売の特色２（産地側への）改善要望３今年の展望――の３点について流通の活性化につながる意見と回答を求めたもので、サケ・マス関係では「秋サケ」「輸入鮭鱒」「春鮭鱒」「イクラ」「筋子」の各品目について、販売の最前線に立つ担当者らからの貴重な声が寄せられている。


　今回紹介する秋サケに関しては、フィレ製品の高い商品力に期待する声が挙がる一方で、水揚げ不振に加えて昨シーズンの顕著な小型化で各社ともに高値と大型の集荷に苦戦する姿が浮き彫りとなっており、前年に続いて「浜値の下方修正」と「安定生産」を求める意見が多く寄せられた。本アンケート要旨を品目ごとに順次掲載する。
　（詳細に関しては週刊サケ・マス通信本誌をご購読下さい）