誌面記事ダイジェスト
誌面記事ダイジェスト : サケ700万尾増の10億1930万尾 25年度全道放流計画
サケ700万尾増の10億1930万尾
平成25年度の全道放流計画
<2013.3.22日配信号>
オ海中部で資源底上げ
第20期第4回北海道連合海区漁業調整委員会が3月18日札幌市内で開かれ、平成25年度の全道サケ・マス人工ふ化放流計画について諮問され、原案通り答申された。今年度の秋サケ放流計画は全道合計で10億1930万尾で、資源の底上げを目的としたオホーツク海区中部地区の施設整備による増殖体制拡充に伴い、前年度計画に比べて700万尾増加された。
カラフトも拡充、計600万尾増
カラフトマスについても、これまで放流尾数の少なかったオホーツク海区中部地区および日本海区北部地区の資源拡大を目的にオ海で500万尾、日本海で100万尾、合計600万尾増とし1億3590万尾とした。
人工放流計画は、民間の各地区増殖事業協会と道が実施するサケ・マス類の稚魚ふ化放流計画について道が策定するもの。
これに2月開催の国による水産政策審議会の答申を踏まえて決定された水産総合研究センター北海道区水産研究所(北水研)が行うふ化放流計画を合算したものが実質的な全道の総放流数となり、サケ・マス来遊資源造成の根幹をなす。秋サケ、カラフトマス、遡上系サクラマス、池産系サクラマス、ベニサケの5種について策定されている。
(記事の詳細については週刊サケ・マス通信でお読み下さい)
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