大手にできない顧客主義で地域に貢献

　札幌のサケ専門店・丸亀の若月社長に聞く

　＜2012.6.29号配信＞





















　本店リニューアル サケ食育と文化伝承の発信地に
　
　「さしみ鮭」でお馴染み札幌市円山の老舗サケ専門店「丸亀」本店が先月リニューアル・オープンした＝写真＝。


　衛生管理の徹底と業務動線の効率化などが大きな目的となるが、これに併せて１階店舗横に買い物客が仕込み風景を見学できるスペースを完備。さらに２階部分の改装も進めており、今秋からは新設のラウンジで地元消費者を対象とした料理教室や加工体験といったイベントも計画中だ。


　間口狭くとも奥行き深い商いでサケの美味しさを伝えたい


　若月英晶社長は「小売り店だからこそできることがある。サケ文化の伝承や食育は専門店としての義務。量販店とは逆の路線、間口は狭くとも奥行きのある商売でさらに『丸亀スタイル』を根付かせたい」と話す。若月社長に話を聞いた。
　（詳細は週刊サケ・マス通信本誌でお読み下さい）