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誌面記事ダイジェスト : オホーツク建マスが盛漁期に突入
オホーツク建マスが盛漁期に突入<2011.08/19配信号>
豊漁年も休漁明け予想外の伸び悩み
豊漁年の年回りで水揚げ伸長に期待がかかる建マス(オホーツクサーモン)が予想外に伸び悩んでいる。
盛期に入った今月上旬から全般に薄漁が続いており、親魚確保のための休漁期間(12〜16日)を挟んだ再開後の17日も主力の網走管内合計で約700トン弱の水揚げにとどまった。
豊漁年の休漁明け最盛期レベルとしてはボリュームに乏しい状況で、道漁連北見支店の集計でも17日現在の概算累計で管内合計約3000トンと同じ豊漁年の一昨年同期(6400トン)に比べて約半分の水準。
翌18日は管内計500〜400トンに縮小したことから浜値は高値で250円台と再び上げ基調に転じている。
今期オホーツク海の建マス漁は、本格シーズンに入った7月下旬から「豊漁年にしては少ない」との声が大半を占め、不漁年だった前年よりは各地とも当然それを上回る水揚げ推移ながらも盛り上がりを欠く展開に。
夏場を迎えて長らく大きなシケがなかったことが要因との指摘もあり、浜では「ナギ続きで魚が陸側に寄っていないのでは。少しシケで雨が降って川水でも出れば水揚げも増える」「やや水温も高め」などの声も挙がっていた。
(続きは週刊サケ・マス通信誌面でお読み下さい)
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