誌面記事ダイジェスト
誌面記事ダイジェスト : 平成23年全道秋サケ予測来遊尾数 前年実績比3%増の4100万尾
今期の全道秋サケ予測来遊尾数<2011.06/24配信号>
前年実績比3%増の4100万尾
過去10年で2番目に低かった前年並みの低水準か
第19期第15回の北海道連合海区漁業調整委員会が6月21日に札幌市内のホテルで開催され、今年度の秋サケ資源の適正利用を図るための実施方針が諮問され、答申した。
この中で独立行政法人北海道立総合研究機構さけます・内水面水試が秋サケ資源の状況について解説し、今期の全道来遊尾数を前年実績に比べて3%増の4100万尾と予測した。
昨シーズンは過去10カ年で平成20年に次ぐ2番目に低い来遊水準にとどまっており、前年をやや上回る数値ながら予測通りとなると今年も低めの資源水準となる見通し。
主力のオホーツク海区が前年実績並みの計2000万尾弱と高位の来遊を継続する見込みながら、一方で根室海区は前年を4割ほど上回るものの1000万尾割れ、昨年極度の不振となったえりも以東海区は東部地区で前年をさらに下回り、合計400万尾を割り込む厳しい来遊が想定されている。
解禁まで2カ月を切った今期の道内秋サケ定置網漁は、昨期に続いて明暗の分かれる展開が想定される情勢だ。
(続きは週刊サケ・マス通信誌面でお読み下さい)
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